信濃毎日、AIによる自動記事要約システムを開発

投稿日:2018年1月25日

信濃毎日新聞社は1月15日、AI(人口知能)技術を活用した記事の自動要約システムを富士通と共同開発したと発表した。今年4月からケーブルテレビ向けのニュース配信に導入する。同システムは、自然言語処理技術と機械学習を組み合わせた自動要約技術を活用したもの。実証実験では、1件の記事あたり人手で最大約5分かけて行っていた要約作業を瞬時に自動実行するとともに、既存の要約技術であるLEAD法よりも人手に近い高精度な要約が可能であることを実証した。このシステムでは、信濃毎日新聞の過去記事と、それらを人手で要約した記事をセットにした合計約2500セットの記事を自然言語処理と機械学習でモデル化し、ケーブルテレビ向けニュース配信サービスに最適化された要約記事を自動作成できる自動記事要約システムを構築した。従来のLEAD法では、文字数制限に応じて文章の先頭から機械的に抜粋して要約記事を作成するのに対し、同システムでは記事先頭以外からも重要文を抽出して要約を行うため、人手と同じように精度の高い要約記事を作成することができるようになった。信濃毎日新聞社のケーブルテレビ向けニュース配信サービスでは、これまで「配信記事の選定」「メディア編集システムへの送信」「記事要約」「見出し作成」「校閲」の5つのプロセスで実施してきたが、このシステムを適用することで、最も時間を要する「記事要約」が不要になり、全体プロセスの約5割程度の時間短縮が期待できる。

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